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叙述トリックは、読んだあとで詐欺にあったような気分になります [推薦図書]

40年も前に書かれた中町信さん(故人)の「模倣の殺意」が文教堂の企画出版後、再び話題になって40万部の大ベストセラーになったということを知って、それより前に出た創元社版を読んでみました。

模倣の殺意.jpg
《「模倣の殺意」創元社版》

推理小説ですから内容を説明することはできませんが、面白かったです。
ただ、ここで使われている手法は叙述トリックと言われるもので、読後に騙された感が強く残り、詐欺にあったような気分になります。

読者が誤解したまま読み進んでいくような書き方(叙述)がトリックの主体ですから、読み終わってトリックがわかったところで再読すると、騙すための言い回しをしていることがわかります。
それは、詐欺師と違って嘘をついて騙すというのは無いのですが、言葉巧みにタネを隠すので読み終わったら、ほかの種類のトリックを使った推理小説よりも騙された感が強くなってしまいます。

巻末の解説によると、最初に出版された頃はトリックがわかるような仕掛けがいくつもあったようですが、この小説のトリックを真似た小説がいくつも出て読者のレベルも上がってきたので、再出版されるたびにヒントとなる部分が削られていって、今ではほんの一部しか残っていないそうです。

小説の中で騙されたぐらいでは腹が立たない方にはお勧めできる面白い小説です。


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