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五線譜⇔尺八譜の変換グッズ [尺八演奏]

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今から13年前、五線譜を尺八譜に書きなおすための換算具を考案しました。商品化しても売れる数はしれているので関心のある人に活用してもらえればと思い、ある出版社に情報提供をしたところ同社の雑誌に掲載されました。

構造は、大きな円盤と小さな円盤の2枚組で、円を12等分し、中心を割りピンでとめてそれぞれが回転できるようにしています。

小さな円の中には数字とアルファベットが書かれていてこれの位置関係は固定です。数字は尺八の長さを表していて1.8は1尺8寸管で、「D」管です。指孔を全部閉じて吹くとDの音が鳴ります。1.6は1尺6寸管で、「E」管です。全閉でEの音が鳴ります。

しかし、尺八譜では音高に関係なく指孔を全部閉じた場合はどの長さの尺八も「ロ」(ろ)と表します。つまり尺八の「ロ」はいつでも五線譜の「D」というわけではなく管長に左右されます。また、尺八譜はギターのタブ譜と同じ仲間ですし移調するときは長さの違う尺八に持ち替えれば済みますので尺八譜に慣れると五線譜をじかに読み取るよりも尺八譜に直した方が吹きやすくなります。

変換の仕方は、先ず、曲の最低音と最高音が出せる範囲のなかで五線譜の音符ができるだけ尺八の全音で出せるような位置に円盤を回転させて尺八の「ロ」音の実音高を決めます。あとはこの換算具を使って五線譜の音譜を一つずつ尺八譜に読み替えていけばよいのです。

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もう一つの換算具は尺八譜を移調するためのものです。民謡や詩吟の伴奏をする場合、人の声はキーが様々ですので極端な話、12本の長さの違う尺八が必要になります。しかし、それは現実的ではありませんので、できるかぎり楽譜の方で移調して対応します。

下の写真はそのための換算具です。これも2枚の円盤の中心を止めた構造になっていますので回転させて元の音符と換算後の音譜が並ぶように位置を合わせます。あとはこれを見ながら一音ずつ移調していきます。そうすると1尺6寸管、1尺7寸管、1尺8寸管の3本で水二本(男性の低音のG)から八本(女性の高音のE)までの間の音を基音とする全ての人に対応が可能になります。

後日、出版社からこの換算具に関して電話があり、読者が現物の購入を希望しているが対応できるかとの問合せがありました。ノウハウは誌上ですべて公開していましたから、それを読んで作れない人は使いこなすこともムリと考えてお断りしたという思い出があります。


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